ホットサンドメーカーを選ぶ時に、パンのフチを圧着できるタイプとできないタイプがあることを知り、
「圧着タイプと圧着しないノーマルタイプ、どちらがいいの?」
「圧着することでどんなメリットがあるの?」
と疑問に思われた方もいるのではないでしょうか。
そんな疑問にお答えします!
結論を先に書いてしまいますが、ホットサンドらしい美味しさを求めるなら【圧着タイプ】、ホットサンド以外の料理にも使うなら【圧着しないタイプ】をおすすめします。
その理由を見ていきましょう。
ホットサンドメーカーの圧着3つのタイプ
ホットサンドメーカーには圧着タイプと圧着しないタイプがありますよね。
では、圧着タイプに二種類あることはご存じでしょうか。
一つは面で圧着されるタイプ、もう一つは線で圧着されるタイプです。
面で圧着するタイプ
食パンの耳部分が潰れるように面で圧着されます。
このタイプは耳部分が平たくプレスされるため耳が潰れてサクサク食感になります。
線で圧着するタイプ
食パンの耳の少し内側が線で圧着されます。
このタイプは耳の内側がプレスされるので耳の立体感が残りカリカリ食感になります。
面で圧着されるタイプも線で圧着されるタイプも圧着されるという意味でのメリットは同じです。
圧着しないタイプ
食パン全体がプレスされ、フチはくっつきません。
次は【圧着タイプ(面圧着・線圧着)】と【圧着しないタイプ】の違いやメリット・デメリットについて説明いたします。
【圧着タイプ】メリット・デメリット
「沢山の具を挟みにくい」というのは、圧着しないタイプと比較すると挟める具の量が少ないということです。むしろフチが閉じてこぼれにくいので沢山挟んでも食べやすいのは圧着タイプです。
「どういう点が洗いにくいの?」かと言いますと、圧着タイプのプレートがフラットではないことが要因です。上にも書いた通り、圧着タイプにも二種類あるのですが、特に線で圧着するタイプのプレートには溝があります。ここに汚れがついてしまうと洗いにくいと感じるようです。
「フライパンとして使いにくい」というのも、やはりフラットな部分が少ないためです。
上記の二番目と三番目のデメリットは、ホットサンドだけを作る場合はそれほど気にしなくてもいいでしょう。ただ、「ホットサンド以外の料理も色々作りたい」方は、圧着しないタイプを検討することをおすすめします。
【圧着しないタイプ】メリット・デメリット
圧着しないタイプは、具をのせる面が広いので端の方までのせられます。
また、プレート全体がフラットなのでホットサンド以外の料理が作りやすいです。(例:ハンバーグ・お好み焼き・目玉焼きなど)
それから、パン耳の食感は好みが分かれると思います。ホットサンドとしてはサクサク・カリカリが人気ですが、固いのが苦手な年配の方や小さな子どもにとっては、圧着しないタイプの耳の方が柔らかくて食べやすいかもしれません。
ホットサンドメーカー【圧着】【圧着しない】どっちがいい?|まとめ
【圧着タイプ】【圧着しないタイプ】それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。
それぞれ一長一短で、どちらか一方が万能で優れているというわけではありません。
「具沢山にできて、食べやすくて、洗いやすくて、フライパンとしても使いやすい」という希望が全て通るのは残念ながら難しい話です。
その上でどちらがいいかと言いますと、ホットサンドらしい美味しさを求めるなら【圧着タイプ】、ホットサンド以外の料理にも使うなら【圧着しないタイプ】をおすすめします。
私の個人的な意見ではありますが、「ホットサンドの魅力はフチが閉じていてこそ」と思っています。
ホットサンドの魅力は沢山ありますが、究極の魅力は”美味しさと食べやすさ”ではないでしょうか。
そのホットサンドの魅力をより感じられるのが【圧着タイプ】のホットサンドメーカーなのです。
では【圧着しないタイプ】はどうかと言いますと、フラットな面のおかげで色々な料理に使えるという点が大きな魅力だと思います。
ホットサンド作りをはじめ、フライパンやトースター代わりにもなるので、一台持っていれば色々と活躍の場はあるでしょう。
そのような理由から、ホットサンド以外の料理にも使いたいなら【圧着しないタイプ】をおすすめします。
「圧着したホットサンドも食べたいし、ホットサンド以外の料理にも使いたい」という方へのおすすめは、【面で圧着するタイプ】。線で圧着するタイプよりはフライパンとしても使いやすいですし、溝がないので洗いやすいです。
「ホットサンドをメインに作りたい」のか「ホットサンド以外の料理も作りたい」のかを一つの目安として選んでくださいね。